BOSSが新世代到来!?なコンパクトエフェクター新製品を発表
2016 NAMMショーまっただ中、BOSSコンパクトエフェクターの新製品が発表されました!
ギター・ベース用ボコーダー VO-1 Vocoder と ベース用コンプレッサー BC-1X Bass Comp です。
NAMMショーですから何かしらあるとは思っていましたけど、まさかボコーダーをコンパクトエフェクターで出してくるとは予想外。
もう何回目の新世代到来だよって感じですけど、そんな風に思わずにはいられないですね。
本格的な解説はイズレにしても、今回は両機種についてザックリとまとめてみようと思います。
※10月5日追記 VO-1、BC-1X個別の解説・レビュー記事も追加済です。下記リンクよりどうぞ。
VO-1 Vocoder(ボコーダー)
2016NAMMショーで発表となったBOSSコンの内1機が、ボコーダーペダル VO-1 Vocoderです。
BOSSが新製品として、まさかのボコーダーペダルをぶっこんできました。
「 ボコーダーって何? 」ってな方も多いかと思いますけど、文章で説明するよりも動画見て頂くのが一番てっとり早いかと。
要は声をシンセの電子風のサウンドにしつつ、押した鍵盤の音程で出してくれるものなんですけど、それをギター・ベースでできるようにしたってものですね。
当然マイクをつなぐためのMICインプットも搭載されています。
なんか当たり前のようにやってますけど……
実はVO-1のMICインプットがBOSSコン史上初のキャノン端子です。
BOSSコン専用ペダルのくせに汎用性が高い。この筐体はホントに化け物ですね。
ちなみに、マイク無しで文字通りギターを歌わせることもできる模様です。
BC-1X(ベースコンプレッサー)
VO-1と同時に発売されたもう一機がベース用コンプレッサーペダルであるBC-1X Bass Compです。
Xシリーズなので当然デジタル仕様。
BOSSコン初のデジタル仕様コンプレッサーにして、BOSSコン初のベース専用コンプレッサーですね。
何が面白いって、入力信号の強さの具合がわかるインジゲーターを搭載した点。
VO-1もBC-1XもBOSSコン型番ルール命名無視?
ちょっと面白いなと思ったのは、VO-2ではなくVO-1な点ですね。
ほかに比べて古く見えちゃうから新製品の型番は〇〇-2でってルールがあったはずなんですが、このルールは難なく無視。
確かに最近はXシリーズで〇〇-1Xと使ってたりループステーションの最新機種がRC-1だったりはしていましたけど…
Xシリーズはレジェンドシリーズ同様シリーズものだから別ですし、RC-1はRC-3と併売する廉価版的な位置づけだったからまだ納得のしようもありましたが、VO-1は完全にルール無視ですね。
でも、最近こうして堂々と型番に1を入れてくる辺りが、もしかしたら「 新世代のBOSSコンパクトエフェクター 」と主張している風にも見えて、管理人はちょっとわくわくしている次第です。
しかしBC-1X、テメーはだめだ。
Xシリーズがどうとか銀ネジがどうとか以前に一つ言いたいことがある。
型番のBCがBC-2 Combo Driveともろにかぶってるじゃねーか!
同じBOSSコン仲間だぞ!?
仮にBC-2Xが出たとしたらコンボドライブの改良版かと思うぞ!!!
今までもPW-2のPWがワウペダルと型式上ではかぶってたりはあったんですけど、違う種類のBOSSコン同士で型式の〇〇部分がかぶるのは初めてのことですね。
VO-1の件もBC-1Xの件も、実は単純にBOSSが無計画・無秩序なだけだったりして。
まとめ
本サイトの趣旨はBOSSコンの全機種紹介。
今回はあくまでも新製品がでるよ~ってニュースとし、この二機種もいずれジックリといじってみて個別にレビューしたいと思っております。
今までは実機写真はなるべく拝借しないようにしていましたが、今回はお知らせなので写真頂いてきてたっぷり使って、逆に文章は少なめにしてあります。
百聞は一見にしかずなんて言いますが、エフェクターは逆で「 百見は一聞にしかず 」 ですね。
VO-1 Vocoder と BC-1X Bass Comp 、両機の発売をワクワクして待ちましょう。
※2016年1月22日追記
お恥ずかしいことに、同時に発表となった技クラフトシリーズの VB-2w Vibratoの発表を見逃しておりました。
今回のタイミングでのBOSSコン新作の発表はVO-1、BC-1X、VB-2wの3機種となります。
VB-2wについての詳細は下記リンクからどうぞ。