【社名の由来】初めてのRoland・逆切れのBOSS

   2016/04/28

RolandとBOSS 命名物語

Roland-BOSSカラーロゴ

さてさて、皆さま。今回はちょっと小休止、RolandとBossの名前の由来について語らせて頂きましょう。

結構有名なオハナシでもありますが、ご存知ない方も多いと思うので、ぜひぜひ。

Rolandという社名の由来

ローランドロゴカラー

Rolandの社名は創始者であった梯郁太郎氏自ら名付けたものです。

命名術なんてものがあるのかないのかわかりませんが、よく考えてみたら何かに名前を付けるって結構難しいものですよね。

将来を左右する最も大きな要因でもありますし、対外的にも内部でも最も多く使われる固有名詞になるでしょうから、下手な命名もできません。

そんな中、梯会長が社名を考える上で最重要としたのが、4つの条件でした。

1.Rから始まる

まず第一条件が、 ” Rから始まる ” という点。

といっても、梯会長がRというアルファベットに思い入れがあったわけではありません。

梯会長がRolandの立ち上げに際して社名を考える折、楽器業界内の他社に余り使われていないアルファベットから始まる名前、という点にこだわったのです。

他の業界も似たようなものでしょうが、Fender社やGibson社ももちろんそうですし、当のRolandでもわかるように社名・ブランド名の頭文字はブランドロゴを作る際にすごく印象的に使われます。

そこで、まだ他社が少なかったRから始まる社名にしよう、と決めたのだそう。

一説によると当時 梯 郁太郎氏が持っていた楽器関連会社の資料上Rから始まる会社がなく、初めてのRであるからRに決めたのだとか。

さすがにRから始まる会社が全くなかったとも考えづらいような気もしますが、創業当時が1972年ということを鑑みると、まだまだ楽器業界のブランドも少ない頃ですから、全く考えられなくもないですね。

2.二音節で濁音を含むこと

全部で二音節あり、濁音、つまり『 ゛ 』(濁点)が入って発音したときに濁る音を入れることが第二の条件

全く別業種の話になりますが、この濁音を含んだ方がいいというの、ガンダムの生みの親である富野由悠季氏も全く同じことを仰ってたんですよ。

ガンダムシリーズの『 Gのレコンギスタ 』についてのインタビューで、

「 なぜ “レコンキスタ”ではなくあえて濁点を入れて”レコンキスタ”にしたのか 」

というインタビューアの質問に、富野由悠季氏は「 濁点が入らないと売れない 」と答えたそうです。

このインタビューの話聞いてローランドの命名の由来のことを思い出して、「 ほえ~ 」って変な声出して感心しちゃいました。

あまり知られていないだけで、ネーミングにもセオリーというかノウハウなのかもしれませんね。

3.響きがよく覚えやすいこと

こればっかりはフィーリングなんですけどね。

でも、確かにローランドって語呂もよくて覚えやすいネーミングではあります。

キャッチーで覚えやすい。それでいて響きがカッコいい。

そういう意味では、ローランドはピッタリですよね。

4.世界中どこの国でも同じ発音で呼ばれること

そして最後の条件。これには頭文字をRにするのと同じくらいこだわっていたようです。

それは世界中で同じ発音で呼ばれること。

ローランドを立ち上げた時にはもう既に、世界を睨んでいたわけですね。

そんなわけで、Roland

実際に上記4つの条件を満たし見事由来になったのは、フランスの古い叙情詩の ” ローランの歌 ” の主人公である ” ローラン “(Roland)

本当なら ” ローランド ” ではなく ” ローラン ” なんですけど、最後のDも発音することで必須条件の一つである濁音を取り入れた、ってワケですね。

社名を考えるに当たって何かしら思い入れのある言葉なんかもあったとは思いますが、そういったことではなくあくまで合理的に考えてつけられた名前だったのです。

その徹底した合理性が、今のローランドの成功を支えたように思えます。

逆切れのBOSS 命名物語

BOSSロゴカラー

さて、ローランドに続いてBOSSの命名物語です。

ローランドはなんだかいい雰囲気で締めくくれたわけですが…

続いてのBOSSは正直ちょっとグダグダ(?)です。結果おーらいですけど。

設立当初の社名は ” メグ電子 ” だった!

実は、BOSSは最初からBOSSだったわけではありません。

元々は『 メグ電子株式会社 』でした。

今のBOSSと同じように、メグ電子の名前でいろいろな機器やエフェクターを販売し、海外にも輸出をしていたのですが…

アメリカの合弁会社から

Fuck’in JAAAAAP!!!アメリカじゃこんな女々しい名前じゃ売れない!もっと強そう名前でないと!Fooo!!

とクレームがついたわけです。

(※一部表現に妄想が交じっています。気にしないでください)

これを聞いたRoland、

「 強そうな名前がいいんだな?!ぜってぇだな!?オメーら後悔すんなよ!? 」

と、あっさりBOSSに決定。

いやいやいや、ちょっと思い切りが良すぎませんかね

女々しいって言われたからボスってただの逆切れやないですか!!

しかし、意外や意外(?)

なんだかドッカンドッカン売れるようになってしまったのだとか。

世の中、何がどう作用してしまうかわからないものです。

にしても、やっぱりなんだかRolandの命名に比べて適当な感が否めないですね…

検討を重ねたRolandの命名の話とはなんだか偉い違いです。

もちろん逸話なだけで、眉唾なところもありますけど。

販売期間・スペック・仕様


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