BOSS ディストーションペダルの比較と選び方&オススメ

   2017/08/08

モデル数が多くて悩みがちなBOSSのコンパクトディストーションペダル

BOSSコンパクトエフェクター ディストーションの特徴と選び方とオススメ

BOSSコン ディストーションの特徴と選び方とオススメ。

コンパクトエフェクター界の永遠のスタンダードとして君臨する我らがBOSS。

オーバードライブからピッチシフター、果てにはループステーションまでほぼすべてのエフェクターを網羅しており、現行、廃番品も含めてモデル数は数知れず。(知ってるけど)

特にディストーションペダルとオーバードライブは数が多く、歪み系のエフェクターを使った経験の浅い初心者のみなさんを悩ませていることでしょう。

なので、ここはBOSSマニア共和国の管理人が私見による各ディストーションの特徴と偏見と偏愛に満ちた選び方、オススメを述べます。

さすがに新旧全機種挙げるとちょっとした数なので現行品か中古でもある程度手に入りやすいものを一部抜粋にて。

ド定番のDS-1 Distortion ディストーション

ドBOSS コンパクトエフェクター DS-1 ディストーション

ド定番のロングセラー&ベストセラーディストーション DS-1

誰が言ったかペヤング、それがDS-1 Distortionです。

安定感あるサウンド、この安さ。そしてどこでも売ってる安心感。まさしくペヤング。

DS-2が出るにあたって一度廃番になりました。

原則的にBOSSは一度廃番になったモデルが復活することはないのですが、その後ロックバンドNIRVANAのカート・コバーンに使われたことから人気が沸騰。

多くのギタリストたちの声におされ、40年を誇るBOSSコンパクトエフェクターの歴史において唯一レギュラーラインで復活を果たした機種です。

(※2017年8月現在)

音としては全体的にバランスのとれたクセのないディストーションサウンド

歪み感の深さは深すぎず浅すぎず、牛丼並盛って感じ。

ダイナミックさには少々かけますが、程よいコンプレッション感があり安定感と、扱いやすさは抜群。

(『 BOSSの歪みは大人しい 』なんて評価はDS-1やDS-2のこのコンプレッションがかかったような演奏感とサウンドからきています。)

ピッキング、サウンドの強弱のバラつきをある程度揃えてくれてアラが目立たないので、まさに初心者にうってつけのディストーションといえるでしょう。

ごく軽い歪みからそれなりに深めのディストーションサウンドまでカバーできます。

他のBOSSコンと比べ価格が安い点もエレキギター初心者にうれしいポイントです。

サウンド切り替え可能なDS-2 Turbo Distortion ターボディストーション

音作りの幅はピカ一のターボモード付きディストーション DS-2

DS-2 Turbo Distortionは軽めのディストーションと深めのディストーションの2つのサウンドを切り替えるられるターボスイッチが特徴

ただ、どちらのサウンドもDS-1やMD-2など他のディストーションペダルとはちょっと違うキャラクターです。

DS-1ばかりもてはやされますが、実はNIRVANAのカート・コバーンはDS-2も使ってたりします。(あとProcoのRATとかも)

牛丼並盛のDS-1と比較すると、

モード1:DS-1よりもちょっと軽いディストーション。牛丼小盛って感じ。

モード2:DS-2よりもゲイン高めの深いディストーション。牛丼頭の大盛って感じ。

ポイントなのはモード2が牛丼大盛とか特盛じゃないところですね。

そこまですごく突き抜けているわけではないので、よりふっかーいディストーションが欲しい場合の選び方としてはMD-2かMT-2などメタル系に走った方がいいかなと。

サウンドキャラクター自体はDS-1と同じく、コンプ感があり音のバラつきが出にくいので、初心者でもアラの少ないいい音が出やすい点が特徴。

最強のメガゲインを誇るMD-2 Mega Distortion メガディストーション

BOSS史上最強クラスのメガ盛りハイゲインディストーション。

MD-2 Mega Distortionは実はBOSSコンのディストーションペダル史上最もゲインが高いモデル。

(※2017年8月現在。デジタルディストーションは計測が難しいため除外。)

MT-2 Metal Zone 通称メタゾーよりもゲイン量自体は高く設計されています。

ゲインを上げていくとまさに牛丼メガ盛りって感じの歪み方をします。

が、あくまでもハイゲインなディストーションなのでジャキッと切れ味のあるクールなメタルサウンドは出しにくいので注意。

ゲインツマミが二つある&2バンドイコライザーにより音作りの幅は広い。

メガ盛りのくせに、実は他のBOSSペダルに比べ価格はちょっと安め。ぶっちゃけ他の歪み系ペダルに比べればあまり人気はありません。

そこまで深い歪みだと最近はメタルサウンドの需要がほとんどで、BOSSでもMT-2 メタルゾーンなどメタル系ディストーションがあるし、メタル以外でダーティーな歪みが欲しい人はファズ使うし。

ゲイン量のインパクトの割には存在感の薄いディストーションです。

が、一定の需要はあるのか地味に売れ続けていて、なかなか廃番になったりはしない。

一人二役、2 in 1のOS-1 OverDrive / Distortion オーバードライブ / ディストーション

BOSS_OS-2_オーバードライブディストーション

オーバードライブとディストーションが両方入ったOS-2

一つで二度おいしい異色のオーバードライブ & ディストーションの2 in 1タイプ

しかもオーバードライブとディストーションをただ切り替えるだけでなく、無段階でミックスさせることも可能で、なかなか斬新なサウンドが楽しめます。

牛丼でいえばあいもりカレーって感じ?(もはや牛丼ではないけれど)

そもそもオーバードライブとディストーションとで迷ってるって方にはコレ一択。

実際、管理人が高校生で軽音部だったころ新入生ギタリストは結構こぞって買っていました。

カッチリ出したい音が決まってるロック少年はDS-1、ちょっと今後どういう曲やるかわかんないし、な子は本機OS-2。

ちなみにディストーションもオーバードライブもDS-1やSD-1など他のディストーション、オーバードライブとは似てはいながらもやはりちょっと違う味付けがなされています。

例によって、ディストーションはコンプ感があり初心者が雑に弾いてもそれなりのサウンドに聴こえる不思議。

全てをメタルサウンドで塗りつぶすMT-2 Metal Zone メタルゾーン

BOSS メタルディストーション MT-2 メタルゾーン

全てサウンドを黒くメタル色に塗りつぶすMT-2 メタルゾーン

その名の通りメタルサウンドを目指したディストーションサウンド。

最近ではさすがに落ち着いてきていますが、発売されてから数年間は売れに売れまくったベストセラーモデル。

当時まだ珍しかったメタルディストーションの中でもかなりのヒット作で、メタルディストーションブームの火付け役とも言えるでしょう。

サウンドキャラクターとしてはかなーり深いところまで無理なく歪み、あくまでもハイゲインディストーションであるMD-2とは一線を画しています。

アメリカ人がBBQでテキトーに焼いてソースぶっかけたようなとにかく濃ゆい歪みサウンドが魅力。

ゲインを上げるとどこかサウンドがぶわぶわと丸くなる他のディストーションペダルとは違い、ジャキっとした切れ味があるのが特徴。

ゲインを最大までに近づけていくにつれてあふれるほどのつゆだく感が出てくる特盛牛丼ってな感じ。

発売が年とちょっとメタル系のディストーションとしてはちょっと古めなので、スラッシュメタルとかなんとか細分化されたメタルまでは対応が難しいかも。

最近よく聴くようなダークでクールなキレイ目のメタルにも悪くないのですが、ハードロックやハードロック派生のダーティーなメタルによく合うサウンドです。

弱点としては音が全部MT-2ナイズされる挙げられます。ほとんどのギターはメタルゾーンの音に塗りつぶされます。

が、これはある意味強みでもあります。タルタルソースとかマヨネーズみたいなもんで、好きな人は本当に大好きになれるペダルなんです。

エレキギターを鳴らしたいんじゃない。ディストーションの音が欲しいんじゃない。メタルゾーンの音を出したいんだ。

濃い目のサウンドが好きな人買え。絶対。

音圧にこだわったデジタルメタルディストーション ML-2 Metal Core メタルコア

BOSS デジタルメタルディストーション ML-2 メタルコア

ノイズレスなハイゲインメタルディストーション ML-2 メタルコア

ML-2 Metal Core(メタルコア)はデジタル設計のメタルディストーションです。

デジタルなだけあって、極小ノイズで超深い領域のディストーションまで出すことが可能。

深く深く静かな深海に沈み込んでいくようなただただクールで金属感のあるメタルサウンドを出すことができます。

メタルゾーンより後に発売されただけあって、より最近のメタルシーンに寄せたサウンド。

見た目といい中のチップといい、Xシリーズの前身とも言えるモデル。

アナログを超えた記念すべきペダル DS-1X Distortion ディストーション(Xシリーズ)

BOSS Xシリーズ デジタルディストーション DS-1X Distortion

デジタルディストーションの概念が変わったDS-1X ディストーション。

DS-1X DistortionはXシリーズのデジタルディストーションペダルです。

鏡面パネルに鏡面のツマミのフェイスに銀ネジのルックスが非常にかっこいいですね。

アナログひいきの管理人が、初めてデジタルの歪みがアナログを超えた感じたデジタルディストーション。

デジタルなためお値段がちょっとお高めなのがネックですが、音は本当にいいです。

ノイズがどうとか歪みがどうとかじゃない。レコーディングされたCDで聴くディストーションの音がギターアンプから飛び出します。

いまだに「 デジタルの歪みは音がうさんくさい 」なんて思ってる方、買えとは言いませんので一回試奏してみてください。

デジタルディストーションへの認識が変わりますよ。本当に。

超ダイナミック! XT-2 Xtortion エクストーション

BOSS コンパクトエフェクター ディストーション XT-2 エクストーション

真っ赤なラメ筐体がカッコいい、ダイナミックディストーション XT-2。

DS-1やDS-2など特にアナログペダルのBOSSディストーションってよくも悪くもコンプレッサーがかかったような感じがあります。

初心者にとってはアラが目立たないし使いやすいことこの上ないんですけど、演奏にメリハリをつけづらくダイナミックさに欠けてしまうデメリットが。

その辺の評判を気にして出したものと思われるのが、本機XT-2 エクストーションです。

コンプレッションがかった感じがほとんどなく、ピッキングの強弱がもろに出るダイナミックなディストーション

BOSSコンのくせに扱いが難しい。とりあえずディストーションが欲しい初心者にはあまりオススメしない…(練習になるけれど。)

反対に、DS-1に代表されるようなBOSSのディストーションの音には不満ってな方は一度エクストーションを試してみてください。

本当に全く違います。ただし下手くそなのがめっちゃバレるの注意。

ゲインの振り幅は結構広く設定されており、かなり深いディストーションサウンドも可能。

既に廃番になっているため新品はもう手に入りませんが、中古品がそれなりに出回っています。

一番オススメ、というか使えるBOSSコンディストーションは…

この中でどれか一個だけ使って演奏しろと言われたら、管理になら間違いなくXシリーズのDS-1Xを選びます

歪みペダルに関してはアナログの方が好きではあるのですが、DS-1Xは別格です。

初めてDS-1Xの音を出した時には「 ついにデジタルがアナログを超えた瞬間 」を味わいました。

今まで「 デジタルはうさんくさい 」だのなんだの言ってましたけど、それって結局「 デジタルでアナログの歪みの音を再現しようとしている 」からだったんです。

が、DS-1Xはアナログの再現うんぬんは軽く飛び越えていきなり「 デジタルの歪み系でしか出せない音 」を聴かせてくれました。

これはもうすでにアナログディストーションでは届かない領域ですね。

今でもアナログにはアナログの良さがあるとは思っています。しかし、デジタルの歪み系に偏見を持つのはやめにしました。

そんなわけで、現在管理人のBOSSコンディストーションのオススメNo.1はDS-1Xです。

もちろんみなさん色々好みもあるかとは思いますので、一度いろいろ試奏もしてみて決めてください。

ご参考になれば幸いです。

販売期間・スペック・仕様


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