GE-7 Equalizer(グラフィックイコライザー)

   2016/04/28

LEVELと帯域追加でパワーアップしたBOSSコングライコ第2号

BOSS_GE-7_Equalizer_グラフィックイコライザーイラスト

LEVEL調整の追加と7バンドの調整帯域により高い完成度を誇るGE-7

GE-7 Equalizerはスタンダードな7バンドのグラフィックイコライザーです。シンプルでいい感じ。

型番の数字がシリーズ何作目であるかではなく、調整できるバンド数を表しているのはBOSSの伝統ですね。

GE-7の7は7バンドであることを表しています。

例えばGE-7の前身機種であるGE-6 Graphic Equalizerは6バンドですし、それよりも前、コンパクトシリーズの前に発表されている10バンドイコライザーのグライコに至っては、GE-10と型番の数字はGE-7よりも大きくなっています。

なお本機GE-7は1981年からのロングセラーで、日本製も台湾製も存在しています。

残念ながら銀ネジは存在しない模様…(多分)

前機種GE-6 Graphic Equalizerからの変更点

調整バンド数増加

GE-6 Equalizerの発売当時よりもスライドボリュームが薄型化されたことを受け、スライダーを二本追加し機能の強化を図ったモデルがGE-7です。

これにより調整音域を1バンド増やし、GE-6で調整できる最高音域だった3.2KHzの更に1オクターブ上の6.4KHzまで調整できるように。

6.4KHzが結構キモで、この高音域を調整してやることで耳につくノイズを取り除いたり、反対にサウンドに硬質な響きを与えることも可能になりました。

音量調整用のLevelツマミも追加

一本追加されたスライダーは6.4KHzに割り当て、残るもう一本のスライダーは総合音量調整用のLevelスライダーに割り当てられました。

実は、グライコって設定によっては音量も変わってしまうんです。

BOSSのGEシリーズは±15dBと結構可変幅が大きいですから余計にですね。

今日ではグライコにLevelは当たり前なようにも感じますが、BOSSではGE-6やコンパクトエフェクター時代以前の10バンドグライコのGE-10にはついていなかったんですね。

グライコをつけっぱなしでやってる分には問題ないんですが、せっかく足元でオン / オフができるとなると音を使い分けたくなるのが人情。

Levelツマミで、切り替えの際の音量のバランス調整ができるってわけです。

しかも、イコライジングの調節でミッドブースターやローブースターなんかも作ることもできます。

Levelツマミは音量の調整だけでなく、GE-7をブースターとしても使える優秀なペダルへと昇華させるハイパーな新機能となったのです。

元々はGE-7もLevelスライダーはつけず、8バンドのイコライザーにしようという案もあったそうですが、音を使い分けたいという層のために、調整帯域は1バンドだけ追加の7バンドまでにして、もう一つのスライダーはLevelとしたのです。

もし8バンドグライコの案が通っていたら、型番はGE-8になっていたかもしれませんね。

ベース用との違い

ベース用グライコであるGE-7BやGEB-7のBass Equalizerとの違いは調整帯域の周波数の違いだけですね。

GE-7を基にベースに適した周波数帯を可変できるようにしたのがGE-7Bです。

が、別にベースでこのGE-7を使ったりギターでGE-7BやGEB-7を使っても出音に問題はありません。

むしろ、メタルなどのジャンルで重低音重視の音を出す場合は周波数帯がかなり低くなるので、ベース用グライコであるのGE-7BやGEB-7を使った方が良いかと。

特に7弦ギターや最近はやり始めた8弦ギター・9弦ギター、またローダウンチューニングやらドロップチューニングを使う場合はベース用として帯域設定されているモデルをオススメします。

GE-7 グラフィックイコライザー レビュー・総評

本機GE-7はグライコとしてかなり完成度が高く、死角のない名機です。

一つ弱点を挙げると、スライダートップのツマミがちょっと壊れやすい(割れやすい)点。

別に割れてしまったって使用上は特に問題はありませんけども。

ただ、管理人的にはツマミのトップが光ってかっこいいし、バンド数も多いしでMXRの10バンドグラフィックイコライザーの方が好み…

スミマセンスミマセン!

裏切り者でスミマセン!ヒィィ!!

いやでもホント、グライコってみんな同じに見せかけて周波数帯域の設定が違ったり、意外と色々と違うものなんですよ。

MXRは10バンドでスライダートップが光ってかっこいいんですけど、帯域毎の可変幅は±15dBとBOSSの方が広いし、コンパクトですし。

そこは総合的な好き好きで使い分けるといいと思いまする。

ちなみに、GE-7は正当進化で完全に上位互換なので今更GE-6を買う必要性がないのは言うまでもないでするする。

販売期間・スペック・仕様

販売期間
1981年7月~現行
製造国
日本製・台湾製 両方あり
コントロール
LEVEL、100Hz、200Hz、400Hz、800Hz、1.6KHz、3.2KHz、6.4KHz(全帯域プラスマイナス15dB)
接続端子
INPUT、OUTPUT 、ACアダプター
消費電流
10mA
対応アダプター
PSA-100・ACA-100 両方あり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

スパムコメント対策として、日本語が含まれない投稿は無視されます。ご注意ください。