CH-1 SUPER Chorus(スーパーコーラス)

   2016/04/28

音抜けさわやかなスーパーコーラス

BOSS_CH-1_SUPER-Chorus_スーパーコーラスイラスト

新しいコーラスサウンドに挑戦したBOSS CH-1

本機CH-1 SUPER Chorusは、BOSSの新しいエフェクターシリーズとして、CEシリーズとは独立した形で発売されたコーラスペダルです。

ちなみにCH-1が発売された1989年、BOSSがコンパクトエフェクターとして出したのは本機CH-1の一機種のみ。
(ちなみに1988年も一機種しか出してない)

一度に複数のペダル発表することの多いBOSSが、一年かけてたった一機種。

それだけBOSSの本気が詰め込まれている…わけではなく、この頃ラックエフェクターなどを造っていたころでそれどころじゃなかったみたいですね。

いや、でもCH-1もいつも通り本気で造られたペダルだと思いますよ。なんせBOSSですから。

1989年の発売以来CHシリーズの現行品として販売され続けている辺りからも、その完成度の高さが窺えるロングセラー機です。

アナログ仕様からデジタル仕様へのマイナーチェンジ

本機CH-1は、販売途中で遅延素子として使われていた松下製BBDがデジタルICに変更されました。

結果、CH-1は販売途中でアナログコーラスからデジタルコーラスへの華麗なる変身を遂げているわけです。

マイナーチェンジという形なので型番は変わっていません。
(マイナーチェンジと呼ぶには結構大きな変更点な気もしますけど)

残念ながら管理人自身は音比べなんぞしていないため聞いた話の総合ですけど、サウンドには特に変更はなく、音には大差はないなんて意見が優勢のようです。

音の違いは個体差程度のレベルと思っていいでしょう。

CH-1 スーパーコーラス アナログ個体とデジタル個体の見分け方

音に違いがないとは言っても、当然コレクターには初期のアナログ仕様の方が人気はあります。

その違いを見分ける一番簡単な方法が、裏パネルに貼られたシールの色。

現行品の黒シールは当然デジタル。

青シールは一部デジタルに差し替わった個体もあるという話もありますが、基本的にはアナログ。

ピンクシールはまず間違いなくアナログ回路とされています。

確実にアナログ品が欲しい方は、裏パネルに貼られたシールがピンクバージョンの個体を探しましょう。

ちょっと面倒ですけど、裏パネルを開けて基板上のパーツをみれば確実なんですけどね。

コーラスでよく見かけるICの組み合わせ、松下製ICであるMN3101とMN3007が入っていればアナログです。

高音域までよく出るCH-1のサウンド

本機CH-1の最大の特徴は、CE系よりも上の帯域、主に倍音域にかかるところと言えるでしょう。

そのお陰で悪く言えば地味、よく言えば爽やかでシャープな印象のあるコーラスサウンドに仕上がっています。

(実際にコーラスがかかる帯域はEQツマミである程度調整できますけど)

元々BOSSのコーラスペダルであるCEシリーズ自体、あまりハイがよく出るわけではなかったんですよね。

そこへデジタル系のエフェクターが台頭してきて、ハイまでキッチリ良く出るエフェクターが増えて、コーラスにも高音域の伸びが求められる声が出てきたんです。

それで本機CH-1では趣向を変えて高音域によくかかる爽やかなコーラスサウンドになった、ってワケです。

CH-1は〇〇-1最後の機種?

本機CH-1は長らく新機種で『-1』がついた最後の機種です。
(DS-1Xなど全くの新シリーズは除く)

本当は新しい型式ができたら○○-2にしていくルールで決まっていたはずなのに、なぜか本機スーパーコーラスのCHだけはそのルールが適用されずCH-1に。

開発陣の久保さんいわく、「5年ぶりに開発に戻ったころの機種だから、CH-2にするのを忘れてCH-1と企画書に書いたのかも…」

とのこと。うっかりさんめ(失礼)。

BOSS CH-1 レビュー・総評

ハイまでよくよく伸びてくれるシャープ&爽やか系コーラス…

なんて触れ込みですけど、実を言えばCH-1に2年遅れて発売となった CEシリーズの最新機種であり現行品、CE-5 Chorus Ensembleの音作りの幅が広いのもあり、またどちらもBOSSらしいキャラクターの傾向があるため、言う程大きな差は感じない人も多いようです。

きちんと意識したうえでないと、試奏程度ではちょっと両者のキャラクターの違いをくみ取るのは少々難しいかも。

本機CH-1は、主に高音域にコーラスがかかるシャープで爽やかなサウンドが持ち味です。

逆に言えば暖かみのある従来の(ある意味レトロな)コーラスサウンドは苦手とするところです。

自然で爽やかな、高音域に伸びのあるサウンドが欲しければCH-1 スーパーコーラス、全体にしっかりかかって暖かみのあるコーラスサウンドが欲しい場合は、CE-5を選ぶと良いでしょう。

販売期間・スペック・仕様

販売期間
1989年5月~現行品
製造国
台湾製
コントロール
E.LEVEL、EQ、DEPTH、RATE
接続端子
INPUT、OUTPUT【A】、OUTPUT【B】 、ACアダプター
消費電流
22mA
対応アダプター
PSA-100

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