AD-2 Acoustic Preamp(アコースティックギター用プリアンプ)

 

BOSSコン初のアコギ用プリアンプが登場!

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BOSSコンとしては初登場のエレアコ用プリアンプAD-2

本機AD-2 Acoustic Preampは、BOSSコンパクトシリーズ初のエレアコ用プリアンプです。

今までADシリーズとしてAD-3 Acoustic Instrument ProcessorAD-8 Acoustic Guitar Processorなどアコギ用のプリアンプ自体は出てはいましたが、コンパクトエフェクター用の筐体のものはありませんでした。

なお、本機AD-2はあくまでもエレアコ用のプリアンプであってアコースティックシミュレーターではないので注意。

エレキギターの音をアコギの音にするのではなく、エレアコをアンプにつないだ時のサウンドをよりリアルでいい音に仕上げるためのプリアンプです。

シャンパンゴールドの筐体と3つ目としては新しいタイプのノブが個性的でカッコいいのもGOOD。

AD-2の特徴

LINE OUTがTRSバランスドアウト端子となっており、単体でダイレクトボックスとして使用可能な点も本機AD-2の特徴

ライブやステージでの使用もしっかり考えたユーザーフレンドリーな設計。

もちろん、普通にアウトプット端子からアンプDIにつなぐことも可能です。

ユーザーフレンドリーといえば、AD-2の各ツマミは一つのツマミで一つのパラメーターだけを動かすのではなく、さまざまなパラメーターを複合的に調整しています。

これによってユーザーが求めているであろうサウンドを直感的に見つけられるってわけです。

デジタルならではの使いやすさですね。

なお、本機AD-2はデジタル機ではありながらMDP機ではないとのこと。

AD-2の各ツマミの働き

AMBIENCE(アンビエンス)ツマミ

AMBIENCE(アンビエンス)ツマミは出音の残響音を調整するツマミです。

といってもリバーブのような濡れた感じの残響音ではなく、アコギ・箱物ならではのさらっと乾いた『 鳴り 』の残響音。

AD-2が変に主張するのではなく、あくまでもエレアコの音をより自然でリアルなアコギの音にするだめのものとわかる機能です。

NOTCH(ノッチ)ツマミ

ノッチフィルターとは、設定した周波数帯だけを削り込んで音を引っ込ませるフィルターです。

代表的なところではProcoの名ディストーションペダルRAT2にも搭載されているフィルターで、本来は特定の帯域を削ることで相対的に他の帯域を強調し、音にメリハリを利かせる使い方が定番。

ですが、本機AD-2などアコギ用のプリアンプでは『 ハウリングが起こった場合に原因となった周波数の信号を削り、ハウリングを抑える 』ために使われます。

ハウリングが起こっていない時にはツマミを一番左の位置にすればノッチフィルターをOFFにすることも可能。

音作りのために使うのもありですが、もとよりノッチフィルターとしてはそこまでガッツリ効くわけではなくさり気ない程度のもの。

逆にアコギらしいふくよかな胴鳴り感を無駄に削り込むことになりかねないので、ハウリングが起こっていない時はノッチツマミはオフの位置でよいのではないかと思います。

ACOUSTIC RESONANCE(アコースティック・レゾナンス)ツマミ

ACOUSTIC RESONANCE(アコースティック・レゾナンス)ツマミはアコギらしい胴鳴り感を調整するツマミです。

現状エレアコではさまざまな問題もありピエゾタイプのピックアップが主流になっています。

が、ピエゾはピエゾで音が硬く、アコギらしい共鳴感のある胴鳴りを再現するのが苦手。

そこをうまく調整するのがこのアコースティックレゾナンスツマミなのです。

AD-2 アコースティックプリアンプ レビュー・総評

どちらかといえばBOSSのマルチに近い形状ではありましたが、アコギ用プリアンプであるADシリーズには本機AD-2以前にAD-8やAD-3がありました。

…AD-3は使われてしまってんですけど、本機AD-2の後継機種の型番どうするつもりなのでしょうね…

後継機種なんか出さなくていいレベルの完成度!なんてことなのかもしれませんが。

そんな先の話はともかく、実際にピエゾピックアップを積んだエレアコで本機AD-2を使ってみた感想としては素晴らしいの一言

アンプからの出音をヘッドフォンで聴いて、全く違和感を感じないあまりに自然なサウンドで、AD-2を消して「 このギター音悪いなオイ! 」とガッカリしたほど。

いや多分そのエレアコの音が悪いとかではなくて、単純にAD-2のプリアンプとしての性能、音色がすばらしかったからなんですけど。

それていて効き目はちょっと控えめのようにも感じますが、「 音色を変えるためのエフェクター 」ではなく「 エレアコの出音をよりリアルでリッチなアコギの音にする 」ところに重点をおいているためでしょう。

どうしても硬く単調なサウンドになりがちなピエゾピックアップでもかなり生音に近い(というより違和感のない?)アコギサウンドになります。

エレアコのプリアンプをご検討の方、持っているエレアコのサウンドにイマイチ満足できていない方にはぜひとも一度試奏だけでもしてみて欲しい逸品です。

販売期間・スペック・仕様

販売期間
2016年11月5日発売~現行品
製造国
台湾製
コントロール
AMBIENCE、NOTCH、ACOUSTIC RESONANCE
接続端子
INPUT、OUTPUT、LINE OUT 、ACアダプター
消費電流
55mA
対応アダプター
PSA-100

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